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| 手紙に記された電話番号は使われていなく、地図もまったくのでたらめとわかり、怒りよりも次に疑問が湧いてきた。僕はでたらめな地図を頼りにぐるぐると街をさまよっただけだった。友人はなぜ、僕にそんなことをさせるのか?チクショウ、また猫が僕を見ている・・。友人の手紙にはそういえば猫の事がたくさん書かれていた。「俺のまわりに猫がたくさん棲んでいる。猫を見ていて思う。猫は逃げるのがウマい。でもさ、逃げるのがウマイってことは、自分でちゃんと居心地の良い場所なり避難場所を知ってるって事だろ?俺は、そもそも場所すら確保せず、ただ単に彷徨っているだけなんだ。」 | ||||
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