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僕の友人が言った。「俺はこんな汚い街はもうウンザリだ。とにかく海がキレイで、寒い冬のないところで余生をすごすんだ」 余生?お前はいったい何歳なんだ?まだ二十代半ばのこれから社会で活躍しなければならない人間だろ?「みんな、そう言うよ。それは判っている。でも、もう俺は決めたんだ。社会的責務ってやつはお前にまかせた。」友人はその「社会的責務」というやつを僕に押し付け、宮古島へと旅立った。「終の棲みかだよ・・」と笑っていた。「落ち着いたら手紙を出す。お前には時々、来て欲しい。」蜘蛛の糸より頼りない僕という社会的つながり。だいたい僕も社会性アビリティの乏しい人間なのだが・・。 |
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